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食塩は摂るか減らすか?減塩って必要?高血圧との関係。

血圧と食塩との関係

 ★食塩(NaCl)は摂取すると、小腸でNa+とClに別れてイオンの形で血液内に吸収されます。

つまり食塩を食べると血管内のNa+が増加する事になります。
健康診断に行って、採血をすると、結果項目にNa+という項目があると思います。

正常値は135~150mEq/Lくらいなのですが、日常の食事で塩分を摂取していても、このNa+の正常値から外れる事は、ほとんどありません。

これは、身体の状態を一定に保とうとする恒常性という機能が働くためです。

一定に保つ仕組みは、血液に入ったNa+濃度を薄めるために、細胞側から、血管内に水分を取り込んでNa+濃度を正常値に保つ仕組みです。

そのため、細胞側が脱水になって喉が渇きます。

この恒常性の作用により、血管内の血液が一時的に増加して血圧が上昇する事となります。

血液内に過剰になったNaは、主に尿と一緒に対外へ排泄されますが、毎食塩分を摂取し過ぎると、体が高血圧状態に慣れた状態になってしまいます。

これが、塩分の過剰摂取による高血圧の原因なのですが、塩分に反応するナトリウム感受性という機能(体内に保持するか、排泄するか)には個人差(人種差)があるとも言われ、血圧が上がり易いか、上がり難いかにも個人差はあります。

ナトリウム感受性(食塩感受性)

 例えば、アフリカ大陸の内陸部で生活を営んできた人種は、赤道付近なら暑いため汗をかき易く、塩分を失い易い上に、海が遠く、塩分摂取が困難な環境です。

一方、北欧など比較的年中涼しく、海の近い地域で生活してきた人種は、塩分を失いにくく、容易に塩分の補給が行える環境です。

この何万年にもおよぶ環境の違いが、人種によるナトリウム感受性の差を生んだと考えられています。

黒人では80%、日本人など有色人種は50%、白人では20%程度の割合でナトリウムに感受性があると言われています。

まとめ

 上記に述べたように、同じ量の食塩を摂取しても血圧への反映のされかたには、個人差がある。

また、全ての高血圧症が塩分の過剰摂取が原因ではない。https://lohas.space/2019/08/25/kouketuatu/←高血圧については、こちらも参照して下さい。

最近、ネット記事や動画、TVで「もっと塩分をとるべき」といった情報をよく見かけますが、これは一概に賛成できません。

日本人の一日平均塩分摂取量は11gといわれています。

高血圧学会の推奨塩分摂取量は男性は1日8g未満,女性は7g未満とされています。

汗を、よくかく仕事の方などは11g以上でも問題ない場合もあるかと思いますが、血圧が高めで、気になり始めたら減塩に気を配り、塩分を制限する事で血圧が下がるようであれば、今までは塩分を摂り過ぎていたと考えるべきだと思います。

この飽食の時代に普通の食生活をしていれば、まず塩分が少なすぎる事は無いと思います。

とは言え、1日8g未満って、結構キツイですw
入院した経験のある人なら、病院食の常食が、推奨される程度の塩分濃度です。

入院経験は無いけど、減塩食を試したい方や、一人暮らしで塩分制限したい方など↓配食サービスは便利なので、一度試してみて下さい。


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