
糖質とは
★糖質とは
★人間に必要な「三大栄養素」の一つ。
炭水化物(かつては含水炭素とも呼ばれた)、または糖質は、単糖を構成成分とする有機化合物です。
栄養学上は炭水化物は、糖質と食物繊維の事を指すが、一般的には、消化酵素では分解できずエネルギー源にはなりにくい食物繊維を除いたものを糖質と呼びます。
分子式は CmH2nOn で表され、単糖だとC6H12O6
食品例としては、砂糖類(糖質を多く含む菓子、スイーツ、アイス、ジュースなど)、米、麦などの穀物、または米、麦などを加工した食品(麺類やパン、餅など)、ジャガイモなど。
上記の食品には、グルコース、フルクトース、ガラクトース、ラクトースなど、様々な形の糖類が含まれますが、体内に吸収されると、変換酵素によって変換され、最終的にはグルコース(ブドウ糖)に変化し、エネルギーとして利用されます。

★どの程度の糖質が必要?
厚生労働省の推奨する「エネルギー産生栄養素バランス」としては、
・たんぱく質:13~20%
・脂質:20~30%(飽和脂肪酸は7%以下とする)
・糖質(炭水化物):50~65%
としている。
一日の必要エネルギー量が、2000kcalの例を考えると、糖質で摂るべきカロリーは1000から1300kcalという事です。
重さで考えると、糖質は1g=4kcalなので、250から325gです。
ちなみに、ご飯100gのカロリーは168kcal
米1合は180mlですが、重さに換算すると約150gとなります。
そして、これがそのままご飯1合の重さになるわけではなく、ご飯は米に水を加えて炊くため、炊いた後のご飯の、重さには、水分の重さも足されて、約320から330gになります。
計算すると、炊いた状態の、ご飯一合のカロリーは約550kcalになります。
茶碗に軽く一杯のご飯は、約150gなので約252kcalです。
三食とも一杯づつのご飯を食べると、756kcalですね。
★グリコーゲン
体内に吸収されたグルコース(ブドウ糖)は、血液中ではグルコースとして存在しますが、一定量を体内に蓄積する事ができます。
これは、グルコースが複数結合した形で蓄積され、グリコーゲンと称されます。
筋肉に蓄積されたグリコーゲンを筋グリコーゲン(約200~300g)、肝臓に蓄積されたグリコーゲンを肝グリコーゲン(約100g)と呼びます。
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